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先に生まれたのは水性? 油性? 意外なボールペンの歴史

いつも何気なく使っているボールペン。今でこそインク漏れも少なく、管理の手間もほとんどないボールペンですが、この便利さが生まれるまでには先人たちの試行錯誤があったのです。最初に誕生したボールペンは何性だったのか? そしてどのように進化してきたのか?その歴史を覗いてみましょう。

■考案されたのは1世紀以上前!?

ボールペンが最初に考案されたのは、なんと1世紀以上前の1884年のことです。しかし、その時点ではインク漏れを防ぐことができず、商品として完成することはありませんでした。次に別の国でボールペンが考案されたのは、それから約半世紀も過ぎたあとのことです。このボールペンは、1938年にイギリスで特許を取得したのち、1943年にアルゼンチンにて販売に至りました。

■油性ボールペンの誕生

1943年に世界で初めて販売されたボールペン、これが油性ボールペンでした。油性ボールペンは、それから約10年の歳月をかけて液漏れ問題を克服し、どんどん普及していきました。このころに日本の「オート社」が開発に成功してからは、日本国内でも油性ボールペンが急速に広まっていったのです。

■水性ボールペンを開発したのはあの会社!

水性ボールペンが誕生したのは1964年。開発したのは、なんと日本で最初に油性ボールペンを開発したオート社です。水性ボールペンは、油性ボールペンの弱点である書き味の重さやインク溜まりなどを克服しました。日本生まれの水性ボールペンは国内外に広がり、その書きやすさと発色の美しさで人気が高まりました。

■良いとこ取りなゲルインクボールペンの誕生

今や水性・油性と並ぶ勢いのゲルインクボールペンは、1984年にサクラクレパスによって開発されました。油性ボールペンも水性ボールペンも、長い歴史の中で改良が重ねられてきましたが、それぞれ最大の弱点は克服しきれずにいました。そんな中誕生したゲルインクボールペンは、水性インクの書き味や発色の良さと、油性インクの均一な出方を良いとこ取りしたボールペンです。子どもに人気のパステルカラーやラメ入り・香料入りのボールペンは、ゲルインクが採用されていることが多いんですよ。

まとめ

21世紀に入ってから、ゼブラによって油性インクと水性インクを混合した「エマルジョンボールペン」が開発されました。このインクの登場により、ゲルインクボールペンでさえ克服しきれなかった耐水性も克服できたことになります。
ボールペンは1世紀以上もの年月をかけて、だんだんと進化を遂げてきたんですね。その改良に、日本の文具メーカーが携わっていると思うと感慨深いです。これから先、ボールペンはどんな風に進化していくのでしょうか。まだまだ先が楽しみです。

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